真造圭伍「センチメンタル無反応」

センチメンタル無反応 真造圭伍短編集 (ビッグコミックススペシャル)

  • 最新短編集。
  • 発表順としては、<トーキョーエイリアンブラザーズ(2015~2017年)>の連載終了後、「ディパーチャー」(2017年)、「居酒屋内戦争」(2017年)、「美術部の海野さんと山田くん」(2017年)、「清水家のすべて」(2017年)、「いつでもフラッと飲める友だちがほしいよ」(2017年)、「松本大洋になりたかったよ」(2017年の間違いでは?)、<ノラと雑草(2018年4月~2020年)>、「トーキョーエイリアンブラザーズ(後日談)」(2018年)、「悪性リンパ腫で入した時のこと」(2021年)か。
  • この時期は画が雑に見えてしょうがないですが、「当時、ラブコメが好きで描いてみましたが、自分にはラブコメの才能がありませんでした」というせいなのか、「これらの短編を描いてた頃自分的にスランプで、何を描いていいかもわからず描けそうなものをなんとか描いてました」というせいなのか。
  • 迷走感は確かにある。「休日ジャンクション」の方が断然粒揃い。