- あまりピンとくるアイテムが見つからなかったので、映画「マンボ・キングス」のサウンド・トラックを購入。ちょっと前にそんな映画あったよな、という記憶だったのですが、実際は24年前となると愕然とせざるを得ません。
- ベニー・モレー「コモ・フエ」以外は映画制作時の新録(たぶん)。
- 冒頭のセリア・クルス「ラ・ディチャ・ミア」から、アルセニオ・ロドリゲスやティト・プエンテ、ティト・ロドリゲスの名前を連呼するマンボ賛歌で楽しい。「And aenor me dice a dichadera hablar」のところからダブル・テンポみたいになるところも格好良い。
- ティト・プエンテ「ラン・カン・カン」「パラ・ロス・ルンベーロス」といったあたりは「50年代の自らのヒット曲の再演」でしょうか。もろマンボで格好良いですが、アルトゥーロ・サンドヴァル「マンボ・カリエンテ」やマンボ・オールスターズ「サニー・レイ」、「タンガ・ルンバ・アフロ・クバーナ」の現代的な切れ味にはビリビリきました。
- 当時のパレイディアム・ボールルームの様子が忠実に再現されているようで、映画の方も機会があれば観てみたい。