松本大洋「ピンポン フルゲーム(1)~(2)」

ピンポン フルゲームの 1 (ビッグコミックススペシャル)  ピンポン フルゲームの 2 (ビッグコミックススペシャル)

  • 「東京ヒゴロ」に触発されて。色々物色の上、雑誌サイズ版(「フルゲーム」)を古書で。
  • 後半はまったくの初見。こんなに真っ直ぐなストーリーだったのか。とても良かった。
  • 担当編集者(堀靖樹)の解説「あの頃はみんな『ピンポン』だった」も面白い。「基本的にオーソドクスな物語構造を持っている」はずの松本大洋作品を「次の本誌連載は文句なしの成功にしなければならん!」という編集者の思いでスポーツ根性ものにしたという背景とのこと。
  • オババと二人三脚で復活を目指すところなど望月峯太郎バタアシ金魚」オマージュを感じる。
  • 竹光侍」「Sunny」「ルーヴルの猫」は読んでみたい。