妹尾河童「河童が覗いたインド」

河童が覗いたインド (新潮文庫)

  • 遠藤慧「東京ホテル図鑑」を読んでいて思い出したのは、子供の頃よく書店でみかけた「河童が覗いた」シリーズ(今となっては妹尾河童は「少年H」の人というパブリック・イメージかもしれない)。
  • 「最初が1978年、二度目が1983年で、その二回とも、たった一ヶ月半ずつ」のインド見聞記。初出は「話の特集」。6年間に渡る長期連載だったよう。
  • 手書き文字の小ささやイラストの細かさなど、文庫サイズでは魅力が半減しているのでは。このシリーズを読むなら図書館で単行本を借りる方が良さそう。
  • どんどん読みたいというほど面白くもなかったけれど、インドには行きたくなった。