ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」

アルジャーノンに花束を〔新版〕

  • 「読まないまま終わる人生もあったと思うと怖いってぐらい凄かった」という帯を見て、そういえば読んだことがないなと購入。
  • 特に響くものもないけれど、特殊なケースでありながら、成長と老いについての普遍性があるところが古典たる所以か。
  • ダニエル・キイスという名前から90年代感を覚えるものの、本作の発表は1966年(元となる中編は1959年)。「24人のビリー・ミリガン」(1981年)の続編、「ビリー・ミリガンと23の棺」(1994年)の記憶かも。