Various Artists 「Encontro com a Velha Guarda(すばらしきサンバの仲間たち)」

  • クラシックと並ぶ今年の当初想定主戦場たるラテン。漠然と、サルサ程エグくなくて、でもボサノヴァ程洗練されてなくて、といった感じのものが欲しいのですが、素人なのでどの辺りがツボにはまるのか手探り状態。
  • ロス・ロボス「ピストルと心」とかコンパイ・セグンド「チャン・チャン」みたいなのがツボなのですが、この2つを1つに括るのも相当乱暴なんだろうな、ということ位は流石に分かります。
  • 「よしサンバ聴いて見よう」とサンバのド名盤とされる本作を購入してみましたが、こういう音楽でしたか。予想は外れましたがこれはこれで。
  • アマゾンで購入できないのでずっと廃盤なのだと思いこんでおりましたが、ちゃんと売ってました。何でアマゾンでは購入できないのか理由は分かりませんが、新星堂と折り合いが悪かったりするのでしょうか。
  • 一聴して驚くのはクィーカの細やかなコントロール。ゴンタ君程度のコミュニケーション能力しか有さないと侮っていたら流暢にポルトガル語を話し始めたかのような驚き。
  • カツツカ、カツツカとゆったりとリズムをとりながら聴いている分にはハッピーな音楽なのですが、歌詞の内容は「今度は俺がお前を嘲笑ってやる」だったりするそのメンタリティーが俄には理解できなくて気分が良いです。聴き甲斐がありそうというか。
  • 昔「EV.Café 超進化論」の山口昌男との鼎談におけるブラジルの話を読んだ時も腰を抜かしましたが、昨今のダンサドトレンジーニョの話にはもっと腰を抜かしました。
  • 「ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ」収録バージョンより格好良い「チャン・チャン」があると聴いて食指が動かされていますが、面白そうなので今暫くサンバにしがみついてみようと思います。
  • 中村とうよう「なんだかんだでルンバにマンボ」という小っ恥ずかしいタイトルの本のブラジルの章でお勉強も同時進行。