古泉智浩「ミルフィユ」

ミルフィユ

  • もうひとつ古泉智浩。「ジンバルロック」に続く第2作(2000年)。近年の作品と比べると画がかなり雑で読みづらい。
  • 出色は「ラヴァーズ・セックス」。「つき合っていた女の子が友達と浮気していて、現実は変な落とし前の付け方をしてしまい、どうした正解だったのかと導き出した自分なりの回答」で「正解かどうかはともかく、セックスの描写をゲームのようにエンターテイメントな表現で描く試みでもあった」とのこと。「こんなことってあんのか!?一回目よりいっぱい出てる!?」とかバカバカしくて可笑しい。