小西康陽「わたくしのビートルズ 小西康陽のコラム1992-2019」

わたくしのビートルズ 小西康陽のコラム1992-2019

  • 「これは恋ではない 小西康陽のコラム1984-1996」、「僕は散歩と雑学が好きだった。小西康陽のコラム1993-2008」に続く小西康陽のヴァラエティブック。一も二もなく購入。
  • 表紙写真は小西康陽夫人・長谷部千彩。「素晴らしいアイデア 小西康陽の仕事1986-2018」と同じ。どこなんだろうか。
  • 名画座通いと養母及び前妻の死去が通底。あれも聴きたいこれも読みたいという誘発性はさほどでもないですが、細野晴臣の諸作は少し関心が高まったところ。
  • 名画座通いを軸にしたライフスタイルには憧れる(年間で500本超)。「気が滅入りやすいタイプで、昼間に家にいると落ち込んでしまう」、「名画座通い、って脅迫的なところがあるよね」、「もはや映画が好きで通っているのか、それとも劇場でぼんやりと時間を過ごすことが楽しくて通っているのか、よくわからなくなっている」等と名画座通いのメンタリティーが何となく推察されます。
  • 日記の最後「大好きな、34最年下の女の子とデートした。いままではいつも母親同伴だったから、二人きりというのは初めてだったかも」から「パパと踊ろう」「つ・か・ん・と」というラストの流れが泣ける。
  • 日記はツィッターからの抜粋とのことですが、小西康陽のアカウントが見当たらないのはなぜなのか。