- あらすじとしては、秋葉の火祭りの敵討ちのほとぼりを冷ますために次郎長とお蝶と石松の3人で旅に出る〜金を盗られる〜お蝶罹病〜昔次郎長が世話をした小川勝五郎が恩返し。まずは新たな状況の説明といったところ。
- 勝五郎、石松を評して「何だか知らねぇが、死ななきゃ癒んねぇんだってねぇ」。ちょっと変化形ですがまた出ました。シリーズ通して頻発される予感。
- 本巻における痺れるフレーズは、「犬畜生世話したんだと思って勘弁しつくんねぇ」といったところでしょうか。勝五郎が次郎長にお蝶の素晴らしさを力説するところ(「清水港は姐御が偉い」)もホロッときます。