- スタートは秋葉の火祭りの仇討編。
- 「勝って勝栗、よろ昆布」とか節を聴いているだけでも面白いです。タンカでも「武居の吃安鬼より怖い、ドドと吃りゃァ人を切る」、「清水次郎長は鍾馗より怖い、吃らぬさきに人を切る」とか口に出したくなるフレーズ頻発。
- 出ました、元祖「馬鹿は死ななきゃ癒らない」。殺されるとも知らずに嘘の儲け話に騙されて付いてくる神沢小五郎に対する法印大五郎の胸の内、という場面でした。
- タンカの途中で「浪花節は何が一番むずかしいかというと、こういうところが一番むずかしい」と突然解説が始まるのには驚きました。これは録音だから特別に目の使い方を解説しているのでしょうか。
- 祭の喧噪の裏で果たされる復讐劇。まさにゴッドファーザー。
- これはシリーズ最後まで楽しめそうな気がしてきました。 次は「名古屋の御難/勝五郎の義心」。
- どこまでが史実なのかよく分かりませんが、高橋敏「博徒の幕末維新」なども読んでみたいところ。