- 「レコード・コレクターズ11月号」で見かけた6枚組「ディズニー・ジャズ・ジャイアンツ・コレクション」に興味を惹かれましたが、グッと絞り込んでルイ・アームストロングの本作を単品で購入。あの声で歌われる「チム・チム・チェリー」を想像すると、どうしても聴きたい気持ちが抑えられませんでした。
- 制作の経緯等は以下のとおりのようです。
- ルイ・アームストロングがディズニーランドのイベントに出演。その模様をテレビ番組「ディズニーランド・アフター・ダーク」(1962年)で放送。
- 1966年、ウォルト・ディズニーからルイ・アームストロングに本作の制作を依頼。ウォルト・ディズニーは同年末に死去。
- その依頼を受けて、1968年に発表されたのが本作。
- プロデュースはトゥッティ・カマラータ。パーソネルが分からないというのはかなり寂しい。
- それにしても「チム・チム・チェリー」、3拍子/マイナー/クリシェのコンビネーションが格好良くてもの凄く好み。「チム・チム・チェリー」だけ集めたコンピレーションがあったら一も二もなく欲しい。
- ジョン・コルトレーン(「ジョン・コルトレーン・カルテット・プレイズ」(1965年))、デューク・エリントン(「デューク・エリントン・プレイズ・メリー・ポピンズ」(1965年))、アルヴィン&ザ・チップマンクス(「ザ・チップマンクス・ゴー・トゥー・ザ・ムーヴィーズ」(1969年))、辺りは機会があれば聴いてみたいところ。
- 何度聴いても他の曲の印象が霞んでしまいますが、「星に願いを」あたりはジワッと良かったような気がします。