2006-03-04 フランク・マコート「アンジェラの灰」 本 トロント空港で未だにペーパーバックが平積みでした。 ほう、そんなに面白いのかと。読んでみました。 アイルランドの極貧生活における成長物語。 殆ど想定の範囲内。空腹でかさぶた食べちゃうのは想定外。 おそらく本書の魅力は口語調の語り口だと思うのですが。 翻訳で魔法が解けてしまっている感があります。 「われ」とか駄洒落の処理とか物凄い違和感が。 映画化されているようなので機会があればチェックしてみたいと思います。 「ザ・コミットメンツ」と同じ監督ですし。