「ロード・トゥ・メンフィス」

• スコセッシのブルース・ムーヴィー・プロジェクト。気が付いたらレンタル開始してました。

• 本作のキモはボビー・ラッシュ。この人がいなければ唯のお勉強ドキュメンタリーになるところ。

• 相変わらずギラギラのドエロ路線で益々お盛ん。

• こういうの見ているとチトリン・サーキットなんて何も変わっていないような気になります。

• だから「バディ・ガイやＢ．Ｂ．キングみたいにビッグになりたい」とか言わないで欲しい。悲しくなります。

• その芸風ではロック系の人達からリスペクトされないから無理です。

• もっと悲しかったのがロスコー・ゴードン。

• 「おれのＣＤなんてどうせ置いていない」とか、「もっと認められたい」とか。

• ファンク・ブラザースみたいに映画効果で再評価されれば良いのに、と思ったら亡くなってるし。

• あと、サム・フィリップスとアイク・ターナーの対談の気まずさは半端じゃなかった。

• 単にエルビスに対する評価の問題、では片付けられない根の深い対立のような気がします。

• Ｂ．Ｂ．キング関係では、６８年のフィルモア公演の思い出を語るのは初めて見ました。

• この映画に限らず、教会のゴスペルのシーンだとイっちゃってる人が必ず映りますが、あれ仕込みなんじゃないかと。

• 十中八九というか、１００％絶対映るので、良い加減「本当かよ」と疑ってしまったのですが。

• 実際、結構な頻度で発生するものだということで納得しておきます。