2006-05-20 高島俊男 「水滸伝の世界」 本 水滸伝は中国白話文(口語文)文学の最高峰なんだから、粗筋だけで三国志なんかと比較するなと。 そう言われると漫画でお気楽に済ませて申し訳ない、と反省したくなりますが、翻訳を通した段階で魅力は損なわれると仰っております。 水滸伝研究において日本が中国に先んじていたとは意外な事実。 108人の豪傑が「いりみだれて活躍するものがたり」を期待して読んだからピンとこなかったみたいです。 水滸伝を楽しむヒントが得られたので、もう1回読み返したいと思います。横山光輝版を。