- ファットバック・バンド「レイジング・ヘル」でも買おうかなとつらつらとディスコグラフィーを見ていたところ、ポリドールからメジャー・デビューする前にパーセプションというレーベルからアルバムを3枚出していることを知りました。
- パーセプションはディジー・ガレスピーの録音もあったりして中々変なレーベルで面白そうです。
- このCDは、その3枚「レッツ・ドゥー・イット・アゲイン」「ピープル・ミュージック」「フィール・マイ・ソウル」にボーナス・トラックを1曲加えた2枚組。そんな便利なものがあると知った以上買わずにはいられません。
- 零細企業(ファットバック・レコード)の社長ビル・カーティスおじさん(ドラム)とそこに群がる若者達、という結成の経緯だったのですか。
- 勢いに乗っていたと思われるこの時期のファットバックが悪かろう筈もなく、特に種も仕掛けもないファンクでゴリゴリと。ホーンのダサさも含めて「あぁ今まさにファットバックを聴いている」というコッテリとした満足感があります。背脂。
- 中でも2枚目「ピープル・ミュージック」が良い仕上がりで最高だと思います。「ソウル・マーチ」とかやたら燃える。
- しかしながら、女性ボーカルをフィーチャーした3枚目「フィール・マイ・ソウル」はちょっとどうかなと思います。血迷ったか。
- ファンクはもう買わないと思っていた時期もありましたが、買って良かった。ビンゴ。