菊地成孔、大谷能生 「憂鬱と官能を教えた学校【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史」

憂鬱と官能を教えた学校

  • 楽しみで楽しみで一気に読み終わらないように少しづつ読み進めてきましたが、とうとう読了してしまいました。
  • 勉強用にヤマハの安物キーボードまで購入して読んだにもかかわらず、旋律・和声の後半が中途半端にしか理解できず無念。この辺は実学をみっちり叩き込まれないと厳しいのかもしれません。
  • 「今更プロになる訳じゃなし」「もっと若い頃にこういう本があれば」等々の言い訳と共に込み上げる諦念。
  • 無論、読み手がだらしないだけで他に類を見ない良書だと思います。条件さえ整えば本当に映画美学校に通いたいほど(非現実的な妄想に過ぎませんが)。