The Quintet 「Jazz at Massey Hall (from original recordings)」

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  • 東京大学アルバート・アイラー」で、「切りのいいところで止めようとするが、演奏が格好良過ぎて最後まで聴いてしまう。演奏終了後教室では拍手が聞かれる。」「ビバップのほぼ最後の打ち上げ花火」というのを読んで以来買おうと思っていたのですが、チャールズ・ミンガスのベースのオーヴァーダブがあったりなかったりで、どれを買うべきか分からなかったので後回しにしていたところ。
  • と思っていたら、ベース・パートのオーヴァーダブなし、「ウィー」「パーディド」の冒頭テーマを完全修復、曲順は当日の演奏順、の1992年発売のバージョンが1000円で再発。これはもう買うしかない。
  • 神速の「ウィー」〜ちょっとペース・ダウンして「ホット・ハウス」〜ド定番「チュニジアの夜」〜エリントン・ナンバー「パーディド」〜クライマックスの「ソルト・ピーナツ」〜スローの「オール・ザ・シングス・ユー・アー」と、曲目にメリハリがあって通して聴きやすい。
  • 「どうよどうよどうよどうよ!」というソロイストの心の声が聞こえてきそうです。特にディジー・ガレスピーがキレキレ。
  • やはり「ソルト・ピーナツ」がベストでしょうか。ディジー・ガレスピーの「ソゥト・ピーナッツ!」連呼もファンキーで格好良い。
  • 「NBAオールスター・ゲームのように楽しむと良い、チームとしては雑だけど素晴らしい個人技」というレビューがAmazon.comにありましたが、上手い例えだなと。クインテット(5人)だし。