桂米朝 「私の履歴書」

桂米朝 私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

  • いかにも「私の履歴書」という感じで記述が淡々とし過ぎており、かなり物足りないのですが、キャリアが概括出来ることは出来ました。
  • 他方で青年期に見た芝居の記憶が素晴らしく豊富なのですが、こちらに素養がないので楽しめなかったり。
  • 「私、この二〜三年でいよいよボケてしまいまして」、「あと一年生きられるか、二年生きられるか分かりませんが」という文庫版へのあとがきを読むと寂しい気持ちになります。
  • ご子息の5代目桂米團治襲名披露でさぞやお喜びのことでしょう。
  • 「落語と私」もチェックしたい。