- 軽い読物の第3弾は再び椎名誠、「怪しい探検隊」シリーズ文庫最新刊かつ「怪しい雑魚釣り隊」シリーズ第二巻、「サバダバ サバダバ篇」。
- 第1次探検隊の頃に比べると落ち着いた活動内容ですが、椎名誠ももう60代ということを考えれば異常に元気とも言えます(酔って相撲をとったり)。
- 初老の生き方として悪くないなとしみじみ感じましたが、読物として面白いかどうかは別の話。取り立ててハプニングもないので、毎回毎回金太郎飴のようだという印象は否めません。
- そのような中でも、「おもしろくなーい話の名人」P高橋の言動が面白かった。
- 軽い読物は取りあえず打ち止め。重厚なハードカヴァー(リチャード・パワーズ「われらが歌う時(上)(下)」やウィリアム・フォークナー「アブサロム、アブサロム!」)でも読みたい、という気分は着実に高まってきました。