- 鈴木啓志のレビューに最近また乗せられることが多いですが、再発のタマが揃っているのか、レヴューの質が上がっているのか、個人的な気分の問題なのか。曰く、「Ｚレコーズというのは８０年前後を中心にしたダンス・スタイルを紹介しているレーベル」で「大半は初めて聞く曲で、まさに心がウキウキし」、「ソウルフルな歌が次々と出てきて、うなるしかな」く、「粒揃い」とのこと。
- レヴューで特記されていたステイト・デパートメント「スロウ・ラヴ」やハーツ・オブ・ファイア「レッツ・パーティー・オール・ナイト」は当然の格好良さ。やや退屈なリズムトラックに流麗なストリングスやコーラスが絡む瞬間が聴きどころでしょうか。
- その他では、２４カラット・ゴールド「ニュー・ラヴ」とロン・リチャードソン「ウー・ウィー・ベイビー」がバカっぽくアッパーで良い感じでした。
- 好事家には垂涎ものの激レアかつ質の高いコンピレーションなんだろうと思いますが、個人的には今の気分のスウィート・スポットを外れている感じで、レッド・グレッグがコンパイルした第１集まで遡って聴く気にまではなりませんでした。
