手塚治虫 「三つ目がとおる」

三つ目がとおる 1 (GAMANGA BOOKS)  三つ目がとおる 2 三つ目族の謎 (GAMANGA BOOKS)  三つ目がとおる 3 グリーブの秘密 (GAMANGA BOOKS)  三つ目がとおる 4 怪植物ボルボック (GAMANGA BOOKS)  三つ目がとおる 5 暗黒街のプリンス (GAMANGA BOOKS)  三つ目がとおる 6 イースター島航海 (GAMANGA BOOKS)  三つ目がとおる 7 古代王子ゴダル (GAMANGA BOOKS)  三つ目がとおる 8 地下の都 (GAMANGA BOOKS)  三つ目がとおる 9 怪鳥モア 1 (GAMANGA BOOKS)  三つ目がとおる 10 怪鳥モア 2 (GAMANGA BOOKS)

  • 業務多忙とストレスの増大で活字がうまく目に入らなくなると漫画に走るといういつものパターン。知名度の割には通読したことがなかった本作をチョイス。
  • 「『少年マンガ』としてよく考えて作られている職人的エンタテインメントではあったが、作者の屈折した想いがあふれ出ている『ブラック・ジャック』と比べ、やや物足りなさを感じていた」、「題材の古代史は好きなジャンルなのだが、これもひとつの材料として使われているに過ぎないように見え、和登さんの裸も『ためにしている』サーヴィスの感があった」、「少年誌ゆえの割り切り」という、とり・みきの解説と同感です。
  • エルマー・ファゴットがベースとなった、写楽保介のキャラクター・デザインが作品の魅力のほぼ全てという気がします。