土屋耕一 「土屋耕一のガラクタ箱」

土屋耕一のガラクタ箱 (ちくま文庫)

  • 早川義夫 「たましいの場所」に続いて、ネットでは買わないけど書店では買ってしまったアイテム。本作の帯は糸井重里(「おもしろくて、じつは役に立っている。読んでおもしろがってるうちに、センスがうつる」)。
  • 立ち読みで開いたページが、海辺の車で水着に着替える方法を教える「富士の見える試着室」で、その手のスタイリッシュな蘊蓄を期待して読んだのですが、基本的には終始コピーライター心得で、そういう意味ではちょっと期待とはズレていました。
  • 「ビキニデハダカ型」の話は今日的にもリアリティーがあって面白い。曰く
    • ビックリする。
    • キョーミを抱く。
    • ニヤリとする。いけそうに思う。
    • デモ、と考える。障害はないか。
    • ハッとする。こわい顔を思い出す。
    • ダメ。余計なことはしないに限る。
    • エス。案をお返しする。