- NHK−BSプレミアムで9月18日放送。伊藤大輔監督。1958年。
- 弁天小僧というと「白波五人男」。落語「湯屋番」のクスグリ(「音羽屋のやらねぇ役だ」「煙突小僧煤之助」)ぐらいでしか知りませんが、歌舞伎狂言「青砥稿花紅彩画」そのものを観ることもないと思われるので、この機会に鑑賞。
- 「知らざぁ言ってきかせやしょう」が見られたのは良かったですが、「稲瀬川勢揃いの場」が出てこないのは残念。
- 「白波五人男」が一般に共有されていた証左でしょうが、「輪王寺宮」とか「王手飛車連」とか、特段の注釈なくガンガン進んでいく序盤はやや焦りました。
- 浜松屋の場面が劇中劇のような仕立てで始まるスマートさが印象的でした。