2016-02-28 司馬遼太郎 「燃えよ剣(上)(下)」 本 幕末史はみなもと太郎「風雲児たち−幕末編」が進行するまで無知のままでいる腹づもりだったのですが、そのみなもと太郎の「冗談新撰組」に触発されて、2004年の大河ドラマ「新撰組!」と併せて本書を鑑賞。 司馬遼太郎の小説作品は「播磨灘物語(全4巻)」と「菜の花の沖(全6巻)」を読んで冗長に感じたため敬遠していましたが、こちらは上下巻で密度も高く、「そのうち読むか」というぐらいの気持ちで購入したにも関わらず、グググと一気に読了しました。 いくら「局長機関説」(陳舜臣)とはいえ、近藤勇にももう少しカリスマがあったのだろうと思うのですが。 今後、「新撰組血風録」、「世に棲む日々」ぐらいは読みたい。