ニック・ヤップ「世界を変えた100日-写真がとらえた歴史の瞬間」

世界を変えた100日

  • 図書館活用。マルゲリータ・ジャコーザ/ロベルト・モッタデリ/ジャンニ・モレッリ「世界の特別な一日-未来に残したい100の報道写真」と重複しているものも多いものの、こちらの方が生々しさあり。
  • エミリー・デイヴィソンの抗議(1913年6月のエプソム・ダービーで競争馬の前に飛び出て重傷、4日後に死亡)の瞬間の写真は初めて見ましたが衝撃的。
  • 常識なのかもしれませんがアルメニア人虐殺も初めて知りました。ショッキングな写真。
  • ポル・ポトの本名がサロット・サルでフランス留学中につけられたあだ名「政治家になりそうな人(Politique Poentielle)」を縮めたのがポル・ポト、というのも知らなかった。
  • 印パ分離独立の際の写真「1946年コルカタのチトプール通り。両教徒の死体をついばむハゲワシ」も凄い。
  • 132頁の「1940年、ドイツ軍に投降するフランス戦車隊の兵士」に写っている戦車はたぶんルノーB1bis。
  • 最後の天然痘患者(ソマリアの青年アリ・マオウ・マーリン(1977年10月))の写真があるというのも驚きでした。