- NHK-BSプレミアムで6月8日放送。 スティーヴン・スピルバーグ監督。2017年。
- 責任ある立場で判断を下すことの重さに焦点をあてている点に面白味はあるものの、決断にいたる流れがいまひとつで消化不良な感じ。
- ベン・ブラッドリーのアクのある感じは「大統領の陰謀」のジェイソン・ロバーズの方が合っているのでは。
- デイヴィッド・ハルバースタム「ベスト&ブライテスト」のあとがき(著者ノート)に、「ダニエル・エルズバーグは『ペンタゴン・ペーパーズ』が公表されるはるか以前に、貴重な時間を割いて、1964年から65年にかけての決定的な段階における内情について貴重な情報を提供してくれた」「『エルズバーグ事件』の証人として大陪審から召喚され、記者としての権利を傷つけられた」といった記述あり。