2020-07-06から1日間の記事一覧

宮本輝「泥の河・蛍川・道頓堀川」

ちくま文庫から出ている川三部作の合本。なんとなく書店で購入して30年振りに再読しましたが特別な感興はなし。 「小説家になりたくて会社を辞めたのは、昭和五十年の八月でした。毎日、不安神経症の強い発作に苦しんでいた私は、二十八歳なのに、もう廃人…