2006-12-14 王欣太 「蒼天航路(1)〜(18)」 本 大長編、遂に完結。文庫になるまで待っていたので、とんでもなく今更ですが。 所々で無理矢理な感じもありましたが(最終巻で言うと阿犭童とか)、それを補って余りある面白い作品でありました。 逆上した劉備が1コマだけ(張飛死去の場面?)ありましたが、夷陵でボロ負け、劉備死去まで描いたら泣ける事必至だとおもうのですが、こればっかりはしょうがない。 「あれ?これ横山光輝の三国志演義だとどうなるんだっけ?」「高島俊男『三国志−きらめく群像』の正史の解説だとどうなってるんだっけ?」などとやっていると(ほぼ)無限ループで延々と楽しめます。