- ヴィルモス・スィグモンドの映像が素晴らしい、アル・パチーノとジーン・ハックマンの演技が素晴らしい、という評価を目にして以来機会があれば観てみたいなと思っていた作品。
- 噂に違わぬ良い映画だなと途中まで感心しきりだったのですが。
- ライオンの錯乱、強制入院という流れが全く理解不能で「え?」と引っかかってしまったので、マックスの激白も「え?何?」という感じで、呆然としていたら終わってしまいました。「コレはコレ」で押し切るだけの説得力も感じられず。
- エンディングを別にすれば、中西部の風土と粗暴なマックスがザラッとした深い印象を残しますが、「傑作」というのは過大評価ではないかというところ。