桂枝雀 「桂枝雀落語大全(35)」

枝雀落語大全(35)

  • 江戸落語にまだまだ聴きたいものは山ほどあるのですが、少し上方に寄り道して、爆笑王・桂枝雀の代表作「代書」(と「いらちの愛宕詣り」)。
  • 最初紙ケースを見たときにはお高くとまった仕様だと思いましたが、ライナーが丁寧(ネタの解説+速記)なのはやはり良いです(NHK落語名人選シリーズは割とショボい仕様)。
  • CDではアクションが見られないのが少し寂しいような気もしますが(「コットッ」のところとか)、とにかく松本留五郎さんがおかしい。
  • 「いらちの愛宕詣り」は本編も当然面白かったですが、マクラの「無精猫」が妙におかしい(「あっつぅ〜」)。
  • 2つともスラップスティックな噺で趣に欠ける気がしなくもないので、ちょっと別系統の噺も聴いてみたいところ。
  • と言いつつも次は桂米朝の代表作「百年目」。