2008-11-15 つげ義春 「つげ義春コレクション;大場鍍金工業所/やもり」 本 ちくま文庫のつげ義春コレクション、第2回配本。 自伝的な作品ばかり集めてあるなと思ったら、ちゃんと帯にそう書いてありました(「青年時代までの悲惨と滑稽を描くつげ義春自伝的作品群」)。 第1回配本「つげ義春コレクション;ねじ式/夜が掴む」の帯の「妄想と日常を描く衝撃の作品群」というのはシリーズ全体の説明なのか「ねじ式/夜が掴む」の解説なのかよく分からなくなってきました。 自分でも不可解なことながら本巻収録分も全て既読でしたが、こうやって1冊にまとめられたのを読むと昔読んだときのような違和感が消えて俄然面白かった。 次回、第3回配本は「李さん一家/海辺の叙景」。12月12日。