矢野誠一 「志ん生の右手−落語は物語を捨てられるか」

志ん生の右手―落語は物語を捨てられるか (河出文庫)

  • 落語評論家なのかプロデューサーなのか、どういう人なのかよく分かりませんが、堅い評論はビックリするぐらい退屈でした。
  • 個人的な思い出を語った「落語とわたし」だけはそれなりに面白かったのが救い。
  • 朝寝坊のらく立川ぜん馬?)の「黄金餅」現代風言い立て(「銀座通りで、左側に松坂屋、右に資生堂を見まして、新橋を右に切れるのに、車ですと右折禁止になってますんで、ヤクルト・ホールを左に左にぐるっとまわりこみまして・・・・・」)はちょっと聴いてみたい。