「次郎長三国志−次郎長売出す」

  • 広沢虎造はいつ出てくるのかしらと思って観始めたところ、冒頭からいきなり唸っていました(張子の虎三)。全然端役ではなくて主要な登場人物でした。意外とバタ臭い顔。
  • お蝶役の若山セツ子が、現代アイドル的な風貌なのも軽い驚き(とても可愛い)。
  • 録音が悪くてストーリーが追い難いのですが、喧嘩で人を殺めたと勘違いして清水から逃走した後、秋葉の火祭りで桶屋の鬼吉を子分にしたり、浪曲にもあった鬼吉の喧嘩状のエピソード、大政が妻と別れてやくざになる話等々を繋ぎつつ、最後はうまく聞き取れない喧嘩の仲裁で名を売り出したところで終了。
  • 小堀明男の次郎長に説得力がないのが欠点のような気がしてならないのですが、1本90分程度なので、連ドラ感覚で続きも観てみたいと思います。