2010-05-08 「ラブソングができるまで」 映画 これもNHK−BSで放送(4月21日)。ヒュー・グラントとドリュー・バリモアとくれば鉄板の組み合わせかと思いきや、意外にもダブルボケのような妙な居心地の悪さ。 ヒュー・グラントがワム!かデュラン・デュランかという役柄を演じているのになぜアメリカが舞台なのかと訝しんでいる間に、ドリュー・バリモアの打ち明け話が拙速気味に始まった辺りから嫌な予感がしたのですが、最大公約数を追求しすぎなのか、粗雑さ・性急さが随所に。 特に多くを期待して観てはいないのですが、全体にぞんざいな作りの作品というほかありません。コマーシャリズムならコマーシャリズムでもっともっと練り込まないと鑑賞に堪えません。