- NHKハイビジョン・シネマのヒッチコック特集も残るは3作品。「引き裂かれたカーテン」(1966年)。
- アルフレッド・ヒッチコックの監督第50作ということで、ポール・ニューマンとジュリー・アンドリュースを起用し大作感は十分ですが、ヒッチコック感は相当足りていない気がします。
- 特に後半、リント教授から数式を聞き出して以降は、ジリジリとした焦燥感の演出というよりは間延びした感が強く、乗りきれずにウトウトしてしまいました。
- 本作の音楽の出来を巡ってバーナード・ハーマンとアルフレッド・ヒッチコックは仲違いをし、長年にわたるコンビネーションが終了したとのこと。