2010-07-11 「硫黄島からの手紙」 映画 「父親たちの星条旗」に続いてNHK−BSで放送(5月19日)。 加瀬亮がとても良い雰囲気で○。伊原剛志と中村獅童は臭くて×。 イギーの殺害シーンこそ一応出て来ますが描写不足ですし、星条旗のポール=日本軍の給水パイプという描写も結局ありませんでした。何よりも、当初の攻略予定(5日間)を遙かに上回ったという描写がないのが歯痒い。 「父親たちの星条旗」よりは作品としてまとまっている印象ですが、梯久美子「散るぞ悲しき−硫黄島総指揮官・栗林忠道」を読んだ時の感動には遠く及ばず、秋草鶴次「十七歳の硫黄島」や津本陽「名をこそ惜しめ−硫黄島・魂の記録」など、更にいくつか関連書籍を読みたくなりました。