2010-07-10 「父親たちの星条旗」 映画 梯久美子「散るぞ悲しき−硫黄島総指揮官・栗林忠道」を読んで以来観たいと思っていたクリント・イーストウッドの硫黄島2部作がNHK−BSで放送。「父親たちの星条旗」から(5月18日放送)。 主要登場人物のキャラ立ちの悪さは意図したものかもしれませんが、時制の編集も含めてやや混乱気味。イギーの死体の様子や想定外の苦戦だったという描写が足りないように感じられましたが、その辺りは「硫黄島からの手紙」とセットで完成型なのかもしれません(星条旗のポールの描写など思わせぶりな気もしました)。 作品としてはあまり成功しているように思えませんでしたが、最後の海水浴の件はさすがにジワッと来ました。