Blossom Dearie 「Little Jazz Bird」

Little Jazz Bird

  • 「ブロッサム」が本名とは驚きました(My father named me. I was born in April and the day I arrived a neighbour brought over some peach blossoms and when he saw them he said, "That's it. We'll call her Blossom.")。ニューヨーク生まれというのも知りませんでした(ヨーロッパでの活動が多かったのは間違いではないようですが)。
  • 1〜10が1961年のアルバム「マイ・ジェントルマン・フレンド」、11〜20が1959年のアルバム「シングズ・コムデン・アンド・グリーン」。21と22はスタン・ゲッツアル・ヘイグ「プリザヴェイション」のうちのディアリー参加曲、23はテレビ番組「ザ・トゥナイト・ショー」出演時(1959年)の音源。
  • 小西康陽マーシャル・マクルーハン広告代理店。ディスクガイド200枚。」で紹介・言及されていたのは、同じヴァーヴ時代でも「ギヴ・ヒム・ジ・ウー・ラ・ラ」(1957年)と「ワンス・アポン・ナ・サマータイム」(1958年)の方でした。
  • 「シェ・モア」、「ブーム」、「レタン」でフルートを吹いているのはブロッサム・ディアリーの夫だったボビー・ジャスパー。
  • 品の良いピアノとガーリッシュ・ヴォイス(思ったよりジャジー)が、ケニー・バレルのギターと相まって、酷暑の季節に意外にマッチしており、夕暮れ時などに聴いているとジワッと良い感じでした。