2010-10-17 京須偕充 「志ん朝の走馬灯」 本 京須偕充が色々な媒体に書いた古今亭志ん朝についての文章を寄せ集めたもの。当然のことながら「志ん朝七夜」をはじめとする録音の話が中軸。 収められている各々の文章は故人への思いがこもっていて悪くないですが、本書そのものの企画のイージーさは否めず。 アメリカ同時多発テロ事件(2001年9月11日)〜古今亭志ん朝死去(2001年10月1日)〜五代目柳家小さん死去(2002年5月16日)という時系列だったですか。当時は落語に馴染みがなかったのでやや驚き。