- ジャン=リュック・ゴダール長編第6作。NHK−BSで8月6日放送。1963年。
- 菊地成孔「ユングのサウンドトラック」で予習して心の備えはしていたのですが、それでもジョルジュ・ドルリューの音楽の使い方には度肝を抜かれました(「映画が始まって曲が流れ、ああ重くて暗い良いテーマだなあと思っていると、今度はちょっと間抜けなシーンでもそれが流れて、あれ?と思うと、今度はブリジット・バルドーの裸のシーンでもそれが流れて、どんなシーンでもこれを流しておけばいいだろうみたいな、『ちょっとそれどうなの?』みないな使い方をするんです」)。
- ブリジット・バルドーは「アタシみたいなバカにとって、ヌーヴェルヴァーグって何だったのかと聞かれれば、帽子の印象しかないわ」と語ったそうですが、ふんだんに披露されるお尻のラインの美しさには溜息が出ます。