Mick Jagger 「Goddess in the Doorway」

ゴッデス・イン・ザ・ドアウェイ

  • 最近のヴァージョンではミック・ジャガーのソロからまた違う曲を使っているのかと更に感心したのですが、調べてみると、既使用の冒頭「(Everybody getting high high high high)」ではなく、同じ曲の別のパート(「Here comes the writer. He's got the script right in his hand」)を使用しているだけでした。
  • それでも、2001年発表のミック・ジャガーのソロ・アルバムの曲を選ぶのは、虚を突くような微妙に良いセンスだと思います。ソロ第4作。
  • ジャケットまで含めた全体的なダサさは否定できませんが、発売当時からダサい感じは強烈に漂っていたような記憶があります。というか昔から一貫して、ダサいんだかファッショナブルなんだか紙一重なところが格好良い人なんだと思います。
  • ストーンズっぽい「トゥー・ファー・ゴーン」が意外に泣かせる感じで良かったですが、やはり「エヴリバディ・ゲッティング・ハイ」のバカっぽさが心地良いです。
  • 齢58歳にしてソロでもこの枯れないギラギラしたバカっぽさというのが身上でしょうか。格好良い。かくありたい。
  • 「スティール・ホイールズ」(1989年)、「ヴードゥー・ラウンジ」(1994年)、「ブリッジズ・トゥ・バビロン」(1997年)から続く、ローリング・ストーンズ活動再開後の勢い・熱気が思い出される、ような気もします。