「マイ・フェア・レディ」

• ＮＨＫ−ＢＳで１２月２７日放送。ジョージ・キューカー監督。１９６４年。

• あまり背景知識がなかったのですが、原作はバーナード・ショーによる戯曲「ピグマリオン」（１９１３年）、これをジュリー・アンドリュース主演でミュージカル化したのが「マイ・フェア・レディ」（１９５６年）、ミュージカルをベースに映画化したのが本作（１９６４年）。

• ミュージカルの曲を演奏したのがジャケットがスタイリッシュなシェリー・マンの大ヒットアルバム「マイ・フェア・レディ」。発表はミュージカルの初演と同じ１９５６年。機を見るに敏というかイージーな企画というか。映画音楽の編曲をアンドレ・プレヴィンが手掛けているのはこのアルバムの故だったのでしょうか。

• 話の本筋にはほとんど無関係のイライザの父アルフレッドが市井の哲人というか寅さんみたいで面白い。そう言えば、シェリー・マンのアルバムの１曲目も「教会に間に合うように行ってくれ」でした。