竹村淳 「ラテン音楽名曲名演ベスト111」

ラテン音楽名曲名演ベスト111

  • 雑草のようにしぶとく蘇生するラテン音楽への好奇心。超ビギナー向けのこんなアイテムがツボにはまるのではないかと期待して購入。
  • 他方で、幻滅なのはチャイルディッシュで左寄りな政論で、第8章「ラテンアメリカの真実がみえる10曲」など、読み通すのが辛いほど。この手の企画で著者に信頼が置けないとどうにもなりません。
  • 広く浅く色々聴けて楽しかったですが、やはりフォルクローレ系よりは、キューバプエルトリコ、NYサルサという辺りが現在の関心領域。「アワ・ラテン・シング」の40周年記念盤(2CD+DVD)が出ているようなのでまずはそれにトライしたい。
  • 3年前に購入した、マンボラマTokyo 「米国ラテン音楽ディスク・ガイド50’〜80’」を今こそ再読すれば良いだけの話だったかもしれません。