- 竹村淳「ラテン音楽名曲名演111」を読んで久々にラテンをいくつか聴いてみたい気持ちに。手始めに映画「アワ・ラテン・シング」をと思ったところ、「ライヴ・アット・ザ・チーター」の2CDとのセットがあったのでそちらを購入。
- CDの方は特に新たな感興なし。装丁もショボいし、DVDだけにしておけば良かった。
- 他方で、初見だった「アワ・ラテン・シング」は文句なし。画質は悪いし字幕もありませんでしたが(英語で話す部分だけスペイン語の字幕が入る)、ヒスパニック・コミュニティのスケッチを挟みつつライヴ演奏を見せるスタイルは「ワッツタックス」(1973年)の先駆けとも言えましょうか。
- やはり動く姿を見ると同じ音源でも響き方が違います。レイ・バレット(コンガ)の存在感、ラリー・ハーロウ(ピアノ)の格好良さ、そしてステージ上の人口密度の高さにはガツンときました。
- 久々に手持ちの「ライヴ・アット・ザ・チーター」の旧盤を引っ張り出してライナーを読んでみると、藤田正の解説が実に勉強になります。曰く、