- NHK−BSプレミアムで6月18日〜20日放送。イワン・プイリエフ監督他。1969年。モスフィルム製作。
- 3部合計でも4時間足らず。コンパクトながら意外にバランス良く収まっています。原作は既読ながら内容を程良く忘れているので、気持ち良くかつ興味深く観られました。
- 改めて色々と気になって、江川卓「謎とき『カラマーゾフの兄弟』」をつらつらと再読。スメルジャコフ=去勢者ないし去勢派、イワン=アルコール中毒等々、なるほどそういうことだったかと理解が深まったような気がします。
- 泥酔したリャガーヴイがドミートリイを塗装屋呼ばわりする意味不明なやりとりが出てきますが、これも「実はこの『塗装屋』が『マーゾフ』の字解きになっている」んだそうです(カラマーゾフ=黒塗り)。