- ザ・ルイス・シスターズのカヴァー等々で何となく聴き知っていた「ラヴ・オン・ア・トゥーウェイ・ストリート」を改めて聴きたくなり購入。レイ、グッドマン&ブラウンに改名する前、ザ・モーメンツ時代のベスト(収録曲は1968〜1976年)。
- オリジナルLPでもなく、選曲が凝っている訳でもライナーが充実している訳でもなく、今時この手のベスト盤をCDで購入するというのも相当気が利かない行為だとしみじみ思います(けど買う)。
- 「エンパイア・ステイト・オブ・マインド」の元ネタとして冒頭部分を聴いたことがありましたが、あの歌い出し部分のメロディーと同一の曲として全く認識していなかったのでビックリしました。
- その「ラヴ・オン・ア・トゥーウェイ・ストリート」。オリジナルはザ・モーメンツではなくレズリ・ヴァレンタインというシンガーのよう(1968年)。YouTube等で聴く限りではアレンジもほぼ同じ。
- その後、ザ・モーメンツがアルバム「ノット・オン・ジ・アウトサイド、バット・オン・ジ・インサイド、ストロング!」の埋め草として録音(同じく1968年。アルバム発売は翌1969年)。これを1970年にシングルカットしたところスマッシュヒットしたという経緯のよう。
- レズリ・ヴァレンタインは第三の作詞者であることを主張していたようですが、その真偽はともかく、無意味な歌詞(双方通行道で見つけた愛を孤独なハイウェイで失った〜)のバカっぽさが甘さの素でしょうか。
- それ以外の曲も一通り聴きましたが、残念ながら特に耳に残らず。
- 追記。「ウィズ・ユー」はさすがに聴き覚えがありました(「With you, loving you is easier than breathing」)。ジワッと良い感じです。