「男たちの挽歌BDボックス」

男たちの挽歌 ブルーレイBox-Set [Blu-ray]

  • NHK−BSプレミアムで突如放送された「ハードボイルド/新・男たちの挽歌」が予想外に面白かったので、熱心なファンには評判が悪いようですが、思い切ってBDボックスセットを購入。
  • 1作目が「男たちの挽歌」(1986年)。絶対的な古典というまでの完成度はない気もしますが、楓林閣での銃撃シーンはおそろしく格好良く、後年の様式美を予感させます。
  • 一作目の楓林閣や「ハードボイルド/新・男たちの挽歌」の雲来茶楼のような、フックになるようなシークエンスがあれば救われたのですが。
  • ディーン・セキの渋いルックスとバカ芝居の組み合わせが妙に気になりましたが、「スネーキー・モンキー/蛇拳」の師範代、と言われると、確かにこんな感じの人いたかもなぁという感じで、心神喪失等のオーヴァーアクトのバックグラウンドが分かったような気になります。
  • 手元に置いておくべきは1作目のみかな、という気もしましたが概ね満足。「狼/男たちの挽歌・最終章」、「ゴッド・ギャンブラー」、「友は風の彼方に」辺り、まだいくつか気になる作品もありますが、とりあえず打ち止め。