- この時点でライヴのフォーミュラは粗方出来上がっている感じですが、後年よりも猛っている/滾っている感じがこの時期の魅力でしょうか。「ラプソディー」、「スローバラード」といったスローにも切迫感が漂っていて良いです。
- アルバムでいうと、「楽しい夕べに」(1972年)の後、「シングル・マン」(1976年)を挟んだだけで、次が「ラプソディー」(1980年)という飛躍の仕方がとても格好良いですが、忌野清志郎この時29歳というセカンドブレイクのタイミングも格好良い。格好悪いのは小川銀次のファッションぐらい。
- ジェームズ・ブラウン「ライヴ・アット・ジ・アポロ」(1962年)同様、第2期RCサクセションが爆発する瞬間がここぞというタイミングで捉えられていることに感動します。
- えらく古めかしい分厚いCDケースは頂けません。DVDは付けなくても良いので、もうちょっとコンパクトなパッケージにできなかったものでしょうか。