杉浦日向子 「百物語」

百物語 (新潮文庫)

  • 渡辺京二「逝きし世の面影」にこんな一章があったかもしれないと思わせる雰囲気。
  • 其ノ四十一「地獄に呑まれた話」が妙に忘れがたいです。父親がスッと指をいれてしまうところがなんとも言えず怖い。
  • 3作中ではこれが一番ピタッときましたが、杉浦日向子も取り敢えずいったん打ち止め。