- いよいよ「1Q84」。今ぐらいが読むには程良いタイミングかもしれません。
- あれほどの磁力を誇ったディテイルや比喩のキレが鈍磨しているのみならず、折々にお寒い感じすら受けたのには個人的にショックでした(年齢なりの変化なので仕方ないとしても)。
- 長大なストーリーを一気に読ませるのはさすがだと思うのですが、むしろ週刊漫画誌的な雰囲気。長い割には重厚感がないという印象で、「なんのかんの言っても総体としてはすごいという」「総合小説」ではないというのが現時点での個人的な感想。
- 「ブック1〜3の設定が四〜十二月。当然一〜三月というブック4の出版が予想されている」という記事を目にしましたが、どうなんでしょう、下衆の勘繰りという気もします。